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最終更新: 2026.10.14 · AIソロプレナートレンド運営者

【ソロプレナーの道具箱】お名前.comを10年使ったひとり法人の本音|AIで作ったサイトなら「ドメインだけ」取ればいい

2016年からお名前.comでドメインを管理しているひとり法人の運営者が、AIで作ったサイトに独自ドメインをつなぐときの取り方と、Vercelへの接続手順、サービス維持調整費・管理画面の誘導など注意点をまとめました。

※本記事は、お名前.comの紹介リンクを含みます(アフィリエイト広告)。本文は、運営者が実際に使ってきた経験にもとづいて、不便だった点も含めて書いています。

Claude Code や v0 のようなAIツールで、自分でサイトを作るソロプレナーが増えている。サイトは Vercel のようなサービスに無料で公開できるようになったが、独自ドメインだけは、どこかで取得する必要がある。

この記事では、自分の法人が2016年から使っているドメイン取得サービス、お名前.comについて、10年使ってきた実感を書く。このメディア(aisolotrend.com)も、お名前.comで取得したドメインを Vercel につないで運営している。

なぜお名前.comを使っているか

使い始めたのは2016年。理由は単純で、当時いちばん安かったからだ。それから10年、新しいドメインが必要になるたびに、そのままお名前.comで取ってきた。今は、会社のサイトやこのメディアを含めて、4つのドメインをここで管理している。

お名前.com Naviのドメイン一覧。aisolotrend.comを含む4つのドメインが契約中になっている お名前.comで管理しているドメインの一覧。このメディアの aisolotrend.com もここで取得した。※一部の情報は加工しています

結論:AIで作ったサイトなら「ドメインだけ」でいい

最初に結論を書いておく。Vercel や Netlify のようなサービスにサイトを公開するなら、お名前.comで契約するのはドメインだけで十分だ。レンタルサーバーも、申し込み時に勧められるオプションも要らない。

これをわざわざ書くのは、管理画面がそう見えないからだ。

お名前.comのドメイン詳細画面。「ドメインのご利用にはレンタルサーバーが必要です」という表示とサーバー申込みボタンがある ドメイン詳細画面の上部。Vercel にサイトを置くなら、この「レンタルサーバーが必要です」は当てはまらない。※一部の情報は加工しています

ドメインの詳細画面を開くと、「ドメインのご利用にはレンタルサーバーが必要です」という表示と、「サーバー申込み」のボタンが並んでいる。WordPress などを自分のサーバーで動かすならその通りだが、Vercel にサイトを置く場合はサーバーを借りる必要はない。このメディアも、お名前.comのサーバーは使っていない。

Vercel にドメインをつなぐ手順

このメディアでは、ネームサーバーはお名前.comのまま変えず、お名前.comの DNS に Vercel 用のレコードを2つ追加する方法でつないでいる。ネームサーバーごと Vercel に移す方法もあるが、こちらのほうが変更が少なく、お名前.comの管理画面だけで完結する。

  1. お名前.comでドメインを取得する。 申し込み時のオプションは、すべて外してよい
  2. Vercel にドメインを追加する。 プロジェクトの Settings → Domains で、取得したドメインを入力する。すると Vercel の画面に、登録すべき DNS レコードの値が表示される
  3. お名前.comの DNS にレコードを追加する。 「ネームサーバー/DNS」→「ドメインDNS設定」から対象のドメインを選び、「レコード追加」で次の2つを登録する
    • ルートドメイン(例:aisolotrend.com)の A レコード
    • www 付き(例:www.aisolotrend.com)の CNAME レコード
  4. 「DNSレコード設定用ネームサーバーに変更する」にチェックを入れて確定する。 これを忘れると、登録したレコードが使われない
  5. 反映を待つ。 数分〜数時間で、Vercel 側の表示が「Valid Configuration」になれば完了

お名前.comのDNSレコード設定画面。aisolotrend.comのAレコードと、www.aisolotrend.comのCNAMEレコードが登録されている このメディアの DNS 設定。A レコードと CNAME レコードの2つを追加しただけ。※一部の情報は加工しています

A レコードと CNAME の値は、Vercel がプロジェクトごとに画面に出してくれるので、それをそのまま写せばいい。値は Vercel 側の都合で変わることがあるので、古いブログ記事に載っている値をコピーするより、自分の Vercel の画面を見るほうが確実だ。

良かった点

自動更新で、ドメインの失効を防げる。 10年使ってきて、いちばん助かっているのはこれだ。ドメインは更新を忘れると失効し、最悪の場合は他人に取られてしまう。自動更新を設定しておけば、更新期限を気にしなくていい。複数のドメインを持っていると、なおさらありがたい。

ドメイン詳細画面のドメイン自動更新の欄。設定済みになっている 自動更新は「設定済み」にしてある。解除すると、契約満了日に自動で解約になる。※一部の情報は加工しています

不便だった点

正直に言うと、不便な点のほうが多い。

  • 「サービス維持調整費」で、請求額が変わる。 ドメインの料金に、サービス維持調整費という上乗せがある。料率は為替などを理由に何度も変わっていて、2026年8月からは27.00%、10月からは25.50%になった。表示されている基本料金だけで予算を組むと、請求額とずれる
  • 管理画面が広告だらけで使いにくい。 ログインすると、レンタルサーバーやプレミアムドメインなどの案内が何か所にも出てくる。目的の設定にたどり着くまでに、案内を何度も閉じることになる
  • 他のサービスへの誘導が強い。 先に書いた「レンタルサーバーが必要です」の表示のように、知らないと契約が必要だと思ってしまう誘導がある

失敗しないための3つのポイント

これからお名前.comでドメインを取る人に、10年使った立場から伝えたいのは次の3つだ。

  1. 申し込み時のオプションは外す。 サイトを Vercel などに置くなら、レンタルサーバーもメールも要らない
  2. 自動更新はオンにする。 失効のリスクに比べれば、更新の請求が来ることのほうがずっと小さい
  3. 更新料は、調整費を含めた金額で見る。 取得時の価格より、毎年の更新料のほうが長く効いてくる

WordPress で作るなら、話は別

ここまでは Vercel のようなサービスにサイトを置く前提で書いてきた。WordPress でサイトを作るなら、話が変わる。WordPress は自分でサーバーを用意する必要があるので、レンタルサーバーの契約が必要になる。

お名前.comでは、ドメインと一緒にレンタルサーバーを申し込むと、対象のドメインの更新料が無料になる仕組みがある。どうせサーバーを借りるなら、ドメインと同じ場所でまとめるのは選択肢になる。自分はお名前.comのサーバーは使っていないので、使い心地までは書けないが、条件は公式サイトで確認してほしい。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 初めて独自ドメインを取る人。取得から設定までの情報が多く、困ったときに調べやすい
  • 複数のドメインをまとめて管理して、自動更新で放っておきたい人

向いていない人

  • 管理画面の案内や広告がどうしても気になる人
  • 更新料を1円でも安く抑えたい人。更新料は他社と比べてから決めたほうがいい

まとめ

  • AIで作ったサイトを Vercel などに置くなら、お名前.comで契約するのはドメインだけでいい
  • Vercel へは、お名前.comの DNS に A レコードと CNAME レコードを1つずつ足せばつながる
  • 自動更新はオンにしておく。10年使って、いちばん助かっている機能
  • 料金は、サービス維持調整費を含めた更新料で判断する